RPAの導入について(2)

導入タイミングの時期の問題ですが、大きく3種類に分かれると考えられます。

(1)課題がハッキリしていてRPAで解消できる場合

(2)繁忙期等が明けて比較的人的リソースをRPAに割ける時期になった場合

(3)人手が回らず早急にRPAを導入したい場合

 

結論から申し上げますと

(1)の場合は、その負荷の解消とRPAを作成する時間との兼ね合いで導入されています。

(2)の場合は、非常にいいタイミング忙しい時期に困っていたことを抽出して一つ一つ計画を立てて導入後解消されています。

(3)の場合の導入はなかなかお勧めできません。RPAは人がいなくて出来ることではなくて、人を助け生産性を高める技術です。その大切な人が少ない状況で目先に追われている状態での運用は不可能ではないですが困難な状態であると思います。

言い換えますと人手が回らなくなった時に考えるということは非常にリスクが高いと言えます。その前に単純作業の自動化を進めて生産性を高めておくことで将来のリスクの回避に繋がります。