RPAを知ることで基本的なことかもしれませんが、RPAを円滑に動かす上で強力な味方は、セルに囲われたexcelの機能は非常に有効です。会計事務所RPA研究会にあるレシピ集(ロボットのメニュー)にもエクセルシートを使ったロボットが多数あります。
RPAの動作を円滑にすることと、人間の方にとっても、RPAを修正することは苦手でも、日ごろ使うexcelであれば入力に対するハードルは圧倒的に下がります。会社や会計事務所ですべての人がRPAの構造を理解できるハードルを下げたEzRobotでもなかなか実現していません。
具体的に申し上げますと、保存するフォルダを内容によって振り分けが必要なロボットだとすると、都度ロボットを操作して変更することよりも、変数(変更することが出来る箱)を使ってexcelにフォルダを書き込めば、ロボットがexcelを見て保存してくれます。ロボットも円滑に動くし、人も操作するのはExcelシートで済みます。このことが非常に重要です。応用が進めば、各種ネットバンク等のcsvデータもRPAが各社会計データが読み込める形式に修正することが出来ます。
RPAの機能を引き出すためにも、excelとの関係は切っても切れない関係です。是非参考になれば幸いです。