DXは真の20世紀の生き方からの転換

DXについて、もはやデジタル化というくくりではなく業務の流れや売り方の流れひいては、社会の流れを変えるものと理解されるようになりました。

コロナが奇禍として、20世紀の主流だった決められた規格の中で大量生産・大量消費社会にあった人の生き方からの変化が本当に今迫ってきていると日々感じています。このような社会の流れは、人口ピラミッドが逆三角形になりつつある今こそ、若い世代に託していける構造の変化だと思います。DXの進展は、人が生き生きとする方向に進み、例えば、会社などの組織に入って、これだけの時間、こういうやり方で働いていたものが、もはや組織など入らなくても同じ目的を共有する人たちで協力してチーム編成して取り組めるでしょう。人には、指示待ちの姿勢の仕事から課題の解決策を考える能力が求められるようになります。その上で、人は自分の仕事はそもそも何のためにあるのか、どう役立つのか、目的や社会的意義を認識するようになっていき、やりがいを持って働く人が増えていくと思います。働き方はもちろん、私たちの学び方、暮らし方、ひいては生き方そのものにも大きな影響を与えると思います。日々そのような目を持てる人になりたいと思います。