全3回に渡って、RPAの導入する上で必要なことをご案内いたします。
第1回目は、導入するにあたっての注意する点
第2回目は、導入アプリの比較方法
第3回目は、選定後に、準備すること
ですよろしくお願いします。
<第2回目は、導入アプリの比較方法>
RPAについて大きく2つの系統のクライアント型(単独)とサーバー型(複数利用)に大きく分かれるのでそれぞれの特性を理解して導入メーカーを選定することをお勧めします。
下記の表を参考にしてください。
クライアント型 | サーバー型 | |
主なツール | EzRobot・WinActor・UiPath | BizRobot!・Blue Prism・Automation Anywhere |
対象範囲 | PC個別に管理 | サーバーにて一括管理 |
管理体制 | 全社レベル | 担当者・部署レベル |
導入時のメリット | 大規模展開を見据えてスケジュールを管理しやすい | 部署・担当者レベルで小規模導入に向いている |
導入コスト | サーバー費用等も含めてかなりの初期コストと運用コストがかかる | コストは安い |
PC依存度 | サーバー内の作業なので依存度は低い | PC直接なので依存度は高い(処理中は操作原則不可) |
導入企業傾向 | 専門知識のエンジニアがいない企業 | 金融機関や大企業・中堅企業 |
大規模かつ大量のデータ処理 | 向かないことが多い | 向いている |
プログラムの設定 | ノーコードが主体でエクセル等で関数を操作できる知識から利用できる | ある程度高い知識が必要 |
差別化 | 業種に特化したり・サポート体制で差別化 | 大規模ベンダーと連携してサポート |