5Gの現状と課題

5Gは、簡単に申し上げますと、今までより下記の3つが成長しております。

  • 「高速大容量」

  • 「多数同時接続」

  • 「超低遅延」

2020年までの携帯電話の電波は、4Gと言われた電波を使っていました。もちろん今もメインは4Gの電波を使い続けています。これからの流れは、2030年代後半には、4Gも停波されていくと思います。通信業界は、10年おきにテクノロジーが革新的に変わっていきます。世界中の通信業界がその流れで動いているので、これからも続くと推察されます。

オリンピックを目指して2020年に5Gが導入されましたが、想定していなかったコロナウィルス等の変化がありリモートワーク等には必須になってきました。しかしながら5Gのエリアを拡げている現状とコンテンツに課題があります。簡単に申し上げますと3Gが発展した2000年代には、i-mode・ezwebに代表されるインターネットに繋がることが革新的でした。4Gが発展した2010年代には、youtube・facebook等のGAFAMが台頭した今の動画やSNSを定着化に大きく貢献してきました。2020年代の5Gのコンテンツで一つ上げるとしたら、メタバースが有名です。ネット中に仮想の町や都市を作ってそこで情報を交換して権利を作り出していこうというコンテンツです。これ以外のコンテンツはまだまだ成長していないので、これからの時代を席捲するコンテンツが生まれてくることが楽しみです。5Gの技術にコンテンツが追い付いてくるとまた社会を変えるきっかけになってくると思います。期待したいですね。