遂に、インボイスが始まりましたが、世の中は、1日に報道が集中しましたが徐々にまた薄れています。人間が決めた開始日はそのようなもので日々流れていつの間にか当たり前になっていきます。
インボイスが導入されたことで、対応に苦慮されている会計事務所・うまく対応されている会計事務所を拝見していると、やらないことを決めるところをハッキリさせてから対応されているところだと思わせていただきました。
やらないことをハッキリしていないと職員さんも顧問先様もどこまでお願いすればいいかで右往左往しがちです。やらないことを決めた事務所は、あまり困っていません。残りのやることをきっちりサポートに専念できるからだと思います。
一般企業でも温度感は様々な感じを受けます。免税業者との取引が多い業種は事前準備に割かれていますが、課税業者取引がほとんどの場合は、インボイスの要件をそろえた請求書等に対応だけで済んでいるケースが多いです。
個人的には、インボイスを導入するのは平成の消費税の導入を決めたときに期限を決めて実行していればこんな34年も掛かっていなかったと思います。免税業者にとっては益税がなくなり課税(増税?)になるわけですから国から見たら増収するわけです。
先送り先送りが悪い癖になってきている感があります。政府というより私たち側もそれに馴れ合いになっていないか考えないと次の世代につけが回ることになります。気持ちを入れ替える時期に来ているかもしれませんね。