RPA(目的)

RPAの目的

RPAを導入する主な目的として真っ先に思い浮かぶのは、「コストの削減(人件費削減)」の誤解が多かったのは事実です。しかし、最近では、地方を中心に人手不足が深刻化しており、「コスト削減よりも優先すべきは労働力の確保」ということで、RPA導入を“代替労働力”として検討するケースが増えています。例えば、税金収納のような季節性のある業務を効率よく処理するために臨時職員を入れたいが、人手が見つからないというケースがあります。
このような深刻な事態に陥る前にRPAを導入すれば、代替労働力として効率的に業務を遂行ができます。特に2018年に入ってからは、国の人事を管轄する組織や自治体を管轄する組織などで、RPAによる自動化技術の評価が始まっており、労働力の減少が本格化する10年後を見据え、RPAによる労働力の補填に期待が高まっています。

人手不足の解消から、人材の定着のためのRPAと変化してきていることは、時代を表していると思います。

いろいろな目的があるとは思いますが、RPAが上手く定着するケースは、人材の活用と人が集中する仕事と単純作業をロボに任せるということにすみ分けて、働き方改革に繋がる取り組みにも合致していくと思います。是非ご検討されてはいかがでしょうか?