フィンテック

FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、

金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きを指します。

 

身近な例では、スマートフォンなどを使った送金もその一つです。

米国では、FinTechという言葉は、2000年代前半から使われていました。

その後、リーマンショックや金融危機を経て、インターネットやスマートフォン、

AI(Artificial Intelligence、人工知能)、ビッグデータなどを活用したサービスを提供する

新しい金融ベンチャーが次々と登場しました。

 

例えば、資金の貸し手と借り手を直接つないだり、Eコマースと結びついた決済サービスを

提供する企業があるほか、ベンチャー企業が決済などの金融サービスに参入する動きも増えています。

また、これまで金融サービスが十分普及していなかった途上国や新興国でも、スマートフォンを利用した

金融サービスが急速に広がる動きが進んでいます。さらに、分散型台帳技術(注1)やブロックチェーン(注2)

といった技術も登場しています。

 

(注1)特定の帳簿管理主体を置く代わりに、複数の参加者が同じ帳簿を共有するかたちでの管理(分散型管理)

    を可能とする技術です。

(注2)分散型台帳技術の一つで、改ざんを困難とする効果などを持っておりビットコインを支える技術です。

 

日本銀行ホームページ引用