RPAの活用(デメリット)

RPAを導入する企業が増えているということは、メリットが大きいからですが、デメリットはゼロではありません。RPA導入を考える場合は、デメリットのこともきちんと理解した上でRPA導入を取り組みましょう。頻繁に起こりえないにしても、RPA導入による色々な問題が発生する可能性は考えられます。デメリットを事前に予想できれば、その問題が起こったときの対策を事前に練ることができるでしょう。

RPAのデメリット①:システム障害でRPAが停止しても急に人手で補えない

RPAを導入する中での1番のデメリットは、システム障害を生じたときに人手で補えないことです。システム障害が発生したときには、RPAで自動化にしていた仕事も、必然的に人の手で作業することになります。しかし、普段からその仕事をしていなければ、対応できない可能性があり、大きなトラブルに発展することも十分に考えられます。一時的な問題であったとしても、ダメージは大きく補えない可能性が高いです。システム再起動やパソコン再起動、バックアップロボを備えておくことで大半は解消できますが注意は必要です。

RPAのデメリット②:ITセキュリティガバナンスの問題。特に連携サービスのパスワード

RPAで自動化することによって、ITセキュリティーガバナンス問題が発生しデメリットと感じることがあります。ITセキュリティーガバナンスとは、RPAのセキュリティーや権限なども踏まえ統括することを言います。オンラインからによる情報漏洩はシステム化するときにはつきものな問題の1つです。RPA自体の統治を行う必要があり慎重に対応しなければいけません。セキュリティガバナンスは、ルールと守る仕組みを決めて行うべきだと思います。