DXの世の中の流れ(1)

いつもありがとうございます。全3回に渡ってコラムで、DXの世の中の流れについてお伝えしていきたいと思います。今回は、DXについての改革をご紹介させて頂きます。DXの4つの取り組みに集約されると考えられます。

モノではなく、場を提供するビジネスモデルは「プラットフォームビジネス」と呼ばれています。こちらは場を利用するための料金や利用者同士の取引仲介手数料、利用者から集まるビッグデータの活用が収入源となります。

営業にDXを導入する場合、顧客へのアプローチやアフターフォローに関して方法が変化します。例えば、大量に消費者の声を収集する時にはチャットボットを導入する方法があります。チャットボットはオンラインアンケートや対面ヒアリングなどと比較して回答のハードルが低いため、消費者の素直な声を集めることができます。

組織そのものを変革し、これまでの在り方にはこだわらずに再編成を行うのです。それによって、新たなパラダイムにも対応できる組織作りができます。パラダイムとは、1つの時代に生きる人々の考え方を根本的に支える概念のことです。パラダイムシフトという言葉もあり、こちらは共通認識を革命的に変えることを意味します。こちらが一番難しいですが今後は避けては通れないと思います。

基盤となるIT技術は、自社の目的に合ったものを選択するのが重要です。すでにIT技術の導入がされている場面に関しても、見直しをすることでより最適化できる可能性もあります。複数のIT技術を組み合わせれば、これまでできなかったこともできるようになる場合があるのです。特に大企業よりスタートアップ企業の方が、いろいろなツールを選べる強みがあります。大手企業は過去のインフラを捨てる必要が多いのでこのあたりのスピードが遅れる傾向にあります。

 

以上のような取り組みから、次の成長への効果を求めていければDXは成功と言えるのではないでしょうか?大きく見直す時に来ていると思います。